未経験から事務職へ！採用される履歴書・職務経歴書と志望動機の書き方【例文付き】

「事務職に転職したいけど、未経験だから不安…。」
「履歴書や志望動機って、どうやって書けばいいの？」

そんな風に悩んでいませんか？

この記事では、事務職未経験の方に向けて、履歴書・職務経歴書の書き方と、採用担当者の心をつかむ志望動機の作り方を、具体的な例文付きで徹底解説します。

これから事務職に挑戦するあなたへ

安定した仕事として人気が高い事務職。しかし、未経験からだと「本当に採用されるの？」「私にもできるかな？」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

実は、事務職は未経験からでも十分にチャレンジできる仕事です。企業によっては、経験よりも人物像やポテンシャルを重視して採用を行うケースも多いからです。

特に、近年では人手不足の深刻化に伴い、未経験者でも積極的に採用する企業が増えています。だからこそ、しっかりと準備をして、自信を持って選考に臨むことが大切です。

この記事で解決できること

この記事を読めば、以下のことが理解できます。

• 事務職未経験でも採用されるためのポイント
• 履歴書・職務経歴書で効果的に自己PRする方法
• 採用担当者に響く志望動機の書き方
• 第二新卒や主婦など、状況に合わせた志望動機の例文
• 面接対策と入社後の準備について

事務職への転職を成功させるための3ステップ

事務職への転職活動は、大きく分けて以下の3つのステップで進みます。

1. 準備段階: 自分自身の強みや経験を整理し、どのような事務職を目指したいかを明確にする
2. 応募書類作成段階: 履歴書・職務経歴書と志望動機を作成し、自己PRと企業への熱意を効果的に伝える
3. 面接対策・入社準備: 面接で自信を持って自己PRできるように練習し、入社後のキャリアプランを考える

この記事では、特に重要な「応募書類作成」に焦点を当て、選考突破の鍵となる履歴書・職務経歴書と志望動機の書き方を分かりやすく解説していきます。具体的な例文も多数掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

さあ、この記事を参考に、あなたも事務職への夢を実現しましょう！

未経験から事務職へ挑戦！知っておくべき基礎知識

事務職は、未経験からでも挑戦できる職種の代表格。安定性やワークライフバランスの良さから、第二新卒の方や子育て中の主婦の方など、幅広い層から人気を集めています。しかし、未経験であるがゆえに、どんな仕事内容なのか、自分にできるのかと不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この章では、未経験から事務職を目指す方が知っておくべき基礎知識を解説します。事務職の種類や求められるスキル、未経験者ならではの強みなどを理解することで、不安を解消し、自信を持って転職活動に臨むことができるはずです。

1. 事務職の種類とそれぞれの仕事内容

事務職と一口に言っても、その種類は多岐にわたります。主な種類と仕事内容は以下の通りです。

• 一般事務: 電話応対、来客応対、書類作成、データ入力、ファイリング、備品管理、郵便物の処理など、オフィスワーク全般を担います。企業の規模や部署によって、担当する業務は大きく異なります。
• 営業事務: 営業担当者をサポートする役割を担います。受発注業務、見積書・請求書作成、顧客データ管理、売上管理、プレゼンテーション資料作成などが主な業務です。営業活動が円滑に進むよう、営業担当者と連携を取りながら業務を進めます。
• 経理事務: 企業の会計業務をサポートします。会計ソフトへの入力、仕訳、伝票処理、請求書・領収書管理、入出金管理、決算業務補助などが主な業務です。正確性と緻密さが求められます。
• 人事事務: 従業員の採用、教育、評価、給与計算、社会保険手続き、福利厚生など、人事に関わる業務全般を担います。社内規定を理解し、従業員からの問い合わせに対応するなど、コミュニケーション能力も求められます。
• 医療事務: 病院やクリニックで、受付、会計、診療報酬請求業務、患者さんの対応などを行います。医療に関する専門知識が必要となる場合もあります。

2. 未経験からでも目指せる事務職

上記以外にも、データ入力やカスタマーサポートなど、未経験からでも応募可能な事務職は多数存在します。求人情報には「未経験者歓迎」「経験不問」といった記載がある場合が多く、未経験の方を積極的に採用している企業も少なくありません。

特に、一般事務やデータ入力は、未経験からスタートしやすい職種と言えます。基本的なPCスキル（Word、Excelなど）や丁寧な言葉遣い、コミュニケーション能力があれば、十分に活躍できる可能性があります。

3. 事務職に求められるスキル

事務職では、以下のようなスキルが求められます。

• 基本的なPCスキル: Word、Excel、PowerPointなどのオフィスソフトを使いこなせるスキルは必須です。データ入力、書類作成、資料作成など、多くの業務でPCを使用します。
• コミュニケーション能力: 電話応対、来客応対、社内での連携など、様々な場面でコミュニケーション能力が求められます。相手に分かりやすく丁寧に説明する能力、相手の話を正確に理解する能力が重要です。
• 正確性と丁寧さ: データ入力や書類作成、会計処理など、ミスが許されない業務が多いため、正確性と丁寧さが求められます。
• 責任感: 担当する業務を最後まで責任を持ってやり遂げる責任感が重要です。
• 時間管理能力: 複数の業務を同時進行させるmultitasking能力や、締め切りを守って業務を完了させる時間管理能力も求められます。

4. 未経験者ならではの強み

未経験だからといって、不利になるばかりではありません。未経験者ならではの強みもたくさんあります。

• フレッシュな視点: これまでの経験にとらわれず、新しい視点で業務に取り組むことができます。
• 吸収力: 新しい知識やスキルを積極的に吸収しようとする意欲が高いです。
• 柔軟性: 変化に対応しやすく、様々な業務に柔軟に取り組むことができます。
• 向上心: スキルアップを目指して努力する意欲が高いです。

これらの強みを活かし、積極的にアピールすることで、未経験でも採用される可能性は十分にあります。

5. 事務職の魅力

事務職は、安定した収入を得ながら、ワークライフバランスを実現しやすいという魅力があります。土日祝日が休みで、残業が少ない企業も多く、プライベートの時間も大切にしたい方に向いている職種です。また、産休・育休制度が整っている企業が多いため、女性にとっても働きやすい環境と言えるでしょう。

事務職は、未経験からでも挑戦できるチャンスが多く、様々なスキルを身につけることができる魅力的な職種です。自分に合った仕事を見つけて、長く活躍できるよう、しっかりと準備を進めましょう。

2. 採用担当者の心をつかむ！履歴書・職務経歴書の書き方

事務職への転職活動において、履歴書と職務経歴書はあなた自身をアピールする重要なツールです。特に未経験から事務職を目指す場合、これらの書類でいかに効果的に自己PRできるかが、書類選考突破のカギを握ります。この章では、採用担当者に好印象を与え、書類選考を通過するための履歴書と職務経歴書の書き方を、具体的な例文を交えながら詳しく解説します。第二新卒の方、子育て中の主婦の方、ブランクのある方など、それぞれの状況に合わせた書き方のポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

2-1. 履歴書の書き方：基本情報と自己PRで差をつける

履歴書は、あなたの人物像や基本的な情報を伝えるための書類です。正確な情報はもちろんのこと、丁寧さや見やすさも重要です。事務職未経験の場合、経験よりも人柄やポテンシャルを重視される傾向があります。そのため、基本情報を正確に記入することはもちろん、自己PR欄であなたの個性や強みを効果的にアピールすることが重要です。

基本情報の記入：正確さと丁寧さを心がけて

• 氏名・住所・連絡先： もちろんのことですが、誤りがないよう正確に記入しましょう。フリガナも忘れずに記入してください。
• 写真： スーツ着用で、清潔感のある髪型、メイクを心がけ、明るい表情で撮影した写真を貼付しましょう。写真は第一印象を大きく左右する要素です。サイズや画質にも注意し、規定に従って適切に貼付しましょう。
• 学歴・職歴： 学歴は高校卒業以降を記入します。卒業年月、学校名、学部・学科名を正確に記載しましょう。職歴は、会社名、部署名、在職期間、役職、業務内容を簡潔にまとめます。アルバイト経験も、事務職に関連するスキルをアピールできる場合は記入しましょう。例えば、接客経験があれば「お客様対応」や「コミュニケーション能力」をアピールできます。主婦の方は、家事や育児経験を「計画性」「マルチタスク能力」「時間管理能力」と関連付けて記述しましょう。具体的なエピソードを交えると、より説得力が増します。
• 免許・資格： 事務職に役立つ資格は積極的にアピールしましょう。パソコンスキル関連の資格（MOS、日商PC検定など）、簿記資格、秘書検定などは、事務職としての能力を証明する有効な資格です。取得年月や級、スコアも正確に記入しましょう。

自己PR：未経験でも熱意とポテンシャルを伝える

自己PR欄では、あなたの強みや個性を具体的に伝え、事務職への適性をアピールしましょう。未経験だからこそ、仕事に対する熱意や学ぶ姿勢を強調することが重要です。

• 第二新卒の方： 前職で得たスキルや経験、そしてなぜ事務職に転職したいのかを明確に伝えましょう。前職が異業種であっても、そこで培ったコミュニケーション能力や問題解決能力、責任感などは事務職でも活かせるスキルです。具体的なエピソードを交えながら、あなたの強みをアピールしましょう。
• 主婦の方： 家事や育児で培ったスキルを、事務職でどのように活かせるかを具体的に説明しましょう。例えば、「複数の子どものスケジュール管理や学校行事への参加を通して、計画性と調整能力を磨きました。これらの経験を活かし、効率的に業務を遂行し、チームに貢献したいと考えています。」のように、具体的な経験と仕事への意欲を結びつけることが重要です。
• ブランクのある方： ブランク期間について、ポジティブな言葉で説明しましょう。例えば、スキルアップのための勉強をしていた場合は、その内容と成果を具体的に記載します。また、ブランク期間を通して得られた学びや成長をアピールすることで、仕事への意欲を効果的に伝えることができます。

2-2. 職務経歴書の書き方：経験を効果的に整理し、アピールする

職務経歴書は、これまでの職務経験を詳細に記述し、あなたの能力やスキルをアピールするための書類です。事務職未経験の場合は、アルバイトやボランティア、インターンシップ、学校での活動など、あらゆる経験を活かして、あなたの能力を効果的に伝えましょう。

未経験でも大丈夫！経験を整理し、強みをアピール

職務経歴書は、時系列で経験を記載するのが一般的です。それぞれの経験について、以下の項目を具体的に記述しましょう。

• 会社名・部署名・在職期間： 正確に記入しましょう。アルバイトの場合は、雇用形態を「アルバイト」と明記します。
• 業務内容： 具体的な業務内容を箇条書きで分かりやすくまとめます。使用していたツールやシステム、担当業務の範囲、責任の度合いなどを具体的に記述することで、あなたの経験をより鮮明に伝えることができます。
• 成果・実績： 定量的な成果があれば、具体的な数字を用いてアピールしましょう。例えば、「売上目標を120%達成」「顧客満足度を10ポイント向上」など、具体的な数字は説得力があります。定量的な成果が難しい場合は、業務を通して得られた学びや成長、工夫した点などを具体的に記述しましょう。
• 使用ツール・スキル： パソコンスキル（Word、Excel、PowerPointなど）、語学力、特別なスキル（簿記、速記など）があれば具体的に記載しましょう。スキルレベルを客観的に示すために、資格名やスコアを併記するのも効果的です。

経験を事務職に活かす！効果的なアピールポイント

事務職未経験の場合、経験をどのように事務職に活かせるかを明確に示すことが重要です。例えば、接客経験があれば「お客様対応を通してコミュニケーション能力と問題解決能力を磨きました。これらの経験を活かし、社内外との円滑なコミュニケーションを図り、業務をスムーズに進めたいと考えています。」のように、具体的なスキルと事務職への意欲を結びつけましょう。主婦の方は、家事や育児経験を「計画性」「マルチタスク能力」「調整能力」といったビジネススキルに置き換えて記述することで、経験を効果的にアピールできます。例えば、「家族のスケジュール管理やイベント企画、家計管理を通して、計画性と調整能力、問題解決能力を磨きました。これらの経験を活かし、効率的に業務を遂行し、チームに貢献したいと考えています。」のように記述します。

まとめ

履歴書と職務経歴書は、あなた自身をアピールするための重要な書類です。未経験であっても、これまでの経験を丁寧に整理し、あなたの強みや個性を具体的に伝えることで、採用担当者に好印象を与えることができます。この記事で紹介したポイントを参考に、効果的な書類作成を目指し、書類選考突破を実現しましょう。次の章では、書類選考において重要な役割を果たす志望動機の書き方について詳しく解説します。

3. 書類選考突破のカギ！差がつく志望動機の書き方

履歴書や職務経歴書と並んで、書類選考で重要なのが「志望動機」。採用担当者は、志望動機を通してあなたの人柄や仕事への熱意、企業への理解度を見極めようとしています。つまり、志望動機はあなたをアピールする絶好のチャンス！効果的に書くことで、書類選考突破の可能性をぐっと高めることができます。

この章では、採用担当者の心を掴む志望動機の書き方のポイントを、事務職未経験の方やブランクのある方を中心に、具体的な例文を交えながら解説します。

3-1. なぜその会社で働きたいのか？ 企業研究で熱意を伝えよう

企業研究は、志望動機作成の第一歩。企業のホームページや求人情報はもちろん、業界動向や競合他社の情報もチェックすることで、企業の理念や事業内容、社風への理解を深めましょう。

企業研究で得た情報を、ただ羅列するだけでは効果的ではありません。重要なのは、その情報から「なぜこの会社で働きたいのか」というあなた独自の理由を見つけること。例えば、企業の理念に共感したのなら、具体的にどの部分に共感したのか、自身の経験とどのように結びつくのかを説明することで、説得力が増します。

企業研究でチェックすべきポイント

• 経営理念、ビジョン、企業文化
• 事業内容、主力商品・サービス
• 業界でのポジション、競合他社との比較
• 社員インタビュー、会社説明会情報
• ニュースリリース、IR情報

3-2. あなたの強みは？ 自己分析で事務職への適性をアピール

企業研究と同様に重要なのが自己分析。これまでの経験やスキル、強み・弱みを洗い出し、事務職でどのように活かせるかを明確にしましょう。

事務職未経験の方やブランクのある方は、「私にはアピールできる経験がない…」と不安に思うかもしれません。しかし、アルバイトやボランティア、趣味、育児経験など、どんな経験にも必ず強みは隠されています。例えば、接客経験があればコミュニケーション能力の高さを、育児経験があればマルチタスク能力や忍耐強さをアピールできます。

自己分析のヒント

• これまでどんな仕事や活動をしてきたか
• どんなスキルを身につけてきたか
• どんなことにやりがいを感じるか
• 自分の強みと弱みは何か
• 周囲からどんな評価を受けることが多いか

3-3. 具体的なエピソードで説得力アップ！ 経験を効果的に伝えよう

抽象的な表現だけでは、あなたの熱意は伝わりません。具体的なエピソードを交えることで、志望動機に説得力が生まれ、採用担当者の印象に残りやすくなります。

例えば、「コミュニケーション能力を活かしたい」と書くよりも、「アルバイトでのお客様対応を通して、相手の立場に立った丁寧なコミュニケーションを心がけてきました。お客様から感謝の言葉をいただいた経験もあり、この能力は事務職でも活かせると考えています」のように、具体的なエピソードを交えて説明する方が、より説得力が増します。

エピソードを盛り込む際のポイント

• どのような状況で、どのような行動をとったのか
• その結果、どのような成果が出たのか
• その経験から何を学び、どのように活かせるのか

3-4. 読まれる志望動機は「結論ファースト」！ 伝えたいことを最初に明確に

忙しい採用担当者は、多くの応募書類に目を通す必要があります。そのため、志望動機は分かりやすく簡潔に書くことが重要です。特に、最初に結論を述べる「結論ファースト」の書き方を意識することで、読みやすさが格段に向上します。

例えば、「貴社を志望した理由は、〇〇と〇〇、そして〇〇です」のように、最初に結論を明確に示すことで、採用担当者はあなたの伝えたいことをすぐに理解できます。その後、それぞれの理由について具体的なエピソードを交えながら詳しく説明することで、説得力のある志望動機に仕上がります。

3-5. 企業の「求める人物像」とマッチしているかを確認

企業の求める人物像を理解し、自身の強みや経験がどのように活かせるかをアピールすることで、採用担当者への訴求力を高めることができます。求人情報や企業ホームページをよく読み、企業がどのような人材を求めているのかを把握しましょう。

例えば、企業が「チームワークを重視する」と述べている場合、自身のチームでの活動経験や協調性をアピールすることで、企業の求める人物像に合致していることを効果的に伝えることができます。

企業理念への共感、仕事への熱意、自己PR、キャリアプランなど、盛り込むべき情報はたくさんありますが、最も重要なのは、あなた自身の言葉で、正直に、そして熱意をもって書くことです。この記事で紹介したポイントを参考に、あなただけの魅力が伝わる志望動機を作成し、書類選考突破を目指しましょう。

4. 状況別！事務職の志望動機例文集

事務職の志望動機は、あなたの個性や経験をアピールする絶好のチャンスです。ここでは、第二新卒の方や主婦の方など、さまざまな状況に合わせた志望動機の例文をご紹介します。これらの例文を参考に、あなた自身の経験や強みを盛り込み、オリジナルの志望動機を作成してみましょう。

4-1. 第二新卒向け：前職の経験を活かす

4-2. 主婦向け：家庭での経験を活かす

4-3. キャリアチェンジ向け：新たな挑戦への意欲を伝える

4-4. 企業の理念への共感を伝える

これらの例文はあくまでも参考です。自身の経験や強み、そして企業の理念や求める人物像をしっかりと理解した上で、あなた自身の言葉で志望動機を作成することが重要です。嘘偽りなく、自分の熱意を伝えることで、採用担当者の心に響く志望動機となるでしょう。

5. 面接対策と入社後の準備について

事務職の面接では、経験やスキルだけでなく、人柄やコミュニケーション能力、仕事への意欲などが重視されます。企業は、一緒に働きたいと思える人物かどうかを見極めようとしています。そのため、面接対策を入念に行い、自信を持って面接に臨むことが大切です。また、内定を得たら、入社前に準備を整えておくことで、スムーズに新しい環境に馴染むことができます。ここでは、面接対策と入社後の準備について、具体的なポイントをご紹介します。

5-1. 面接でよく聞かれる質問と対策

面接では、志望動機、自己PR、強み・弱み、経験、スキル、キャリアプランなど、多岐にわたる質問がされます。ここでは、よくある質問への対策と効果的な回答のポイントをいくつかご紹介します。

5-2. 面接当日の持ち物と服装

持ち物：履歴書、職務経歴書、筆記用具、メモ帳、ハンカチ、ティッシュ、スマートフォン（電源OFF）、交通費、印鑑（必要に応じて）

服装：清潔感のある服装を心がけましょう。スーツが無難ですが、企業の雰囲気によってはオフィスカジュアルでも問題ない場合があります。事前に企業のホームページや採用情報などで確認しておきましょう。派手なアクセサリーやメイクは避け、落ち着いた印象を与えるようにしましょう。

5-3. 入社前に準備しておくこと

内定を得たら、入社前に以下の準備をしておきましょう。スムーズに新しい環境に馴染むために役立ちます。

• ビジネスマナーの学習：敬語の使い方、電話対応、メールの書き方、社内での適切な服装など、基本的なビジネスマナーを復習しておきましょう。
• OAスキルの向上：Word、Excel、PowerPointなどの基本操作をブラッシュアップしておくと、業務にスムーズに取り組めます。
• 自己紹介の準備：入社初日や研修などで、自己紹介を求められることがあります。簡潔で分かりやすい自己紹介を考えておきましょう。
• 通勤経路の確認：通勤時間や乗り換えなどを事前に確認し、時間に余裕を持って出社できるようにしましょう。
• 職場環境の確認：会社の場所、周辺環境、社内の雰囲気などを事前に確認しておくと、安心して入社初日を迎えられます。
• 必要な物の準備：筆記用具、メモ帳、ランチバッグ、マイボトルなど、必要な物を揃えておきましょう。

入社前にしっかりと準備を整え、新しい環境で自信を持ってスタートを切りましょう。

この記事では、事務職未経験から転職を目指す方に向けて、履歴書・職務経歴書、そして志望動機の書き方を、具体的な例文を交えながら解説してきました。事務職には、一般事務、営業事務、経理事務など、さまざまな種類があり、それぞれ求められるスキルも異なります。しかし、未経験者だからこそ活かせる強みもたくさんあります。例えば、前職で培ったコミュニケーション能力や、PCスキル、そして新しいことを学ぶ意欲などは、事務職で大きく役立つでしょう。

履歴書・職務経歴書を作成する際は、正確な情報はもちろんのこと、未経験であっても、これまでの経験で得たスキルや能力をどのように活かせるかを具体的に記載することが重要です。特に、志望動機では、なぜ事務職を選んだのか、どのような仕事に携わりたいのか、そして入社後にどのように貢献したいのかを明確に伝えなければなりません。企業は、未経験者であっても、成長意欲と学ぶ姿勢を持った人材を求めています。

第二新卒の方であれば、学生時代の経験やアルバイト経験、前職で得たスキルをアピールし、企業の成長に貢献したいという意欲を伝えましょう。主婦の方であれば、家事や育児で培った計画性やコミュニケーション能力、マルチタスク能力などをアピールすることで、仕事への意欲と責任感を効果的に伝えることができます。ブランクがある方も、これまでの経験を振り返り、どのようなスキルを身につけてきたのか、そしてそれらをどのように活かしたいのかを整理することで、自信を持って志望動機を書くことができるはずです。

転職活動は、準備が大切です。この記事で紹介したポイントを参考に、あなた自身の言葉で履歴書・職務経歴書と志望動機を作成し、面接対策も万全に行いましょう。そして、自信を持って転職活動に臨んでください。必ず、あなたにぴったりの職場が見つかるはずです。