その他 【派遣社員向け】履歴書完全攻略ガイド!採用担当者を惹きつける書き方・例文・自己PR | 履歴書作成ナビ

【派遣社員向け】履歴書完全攻略ガイド!採用担当者を惹きつける書き方・例文・自己PR

【派遣社員向け】履歴書完全攻略ガイド!採用担当者を惹きつける書き方・例文・自己PR

派遣社員として新しい仕事を探す際、履歴書はあなたの第一印象を大きく左右する重要な書類です。何を書けばいいのか、自分のスキルをどうアピールすればいいのかと悩む方も多いのではないでしょうか。特に、空白期間が生じて以前の経験から少し時間が空いていたり、新しい職種に挑戦したいと考えている場合は、不安も大きいですよね。

この記事では、そんなあなたのために、採用担当者の心に響く履歴書の書き方を徹底解説します。未経験の方でも安心して取り組めるように、具体的な例文を交えながら、わかりやすくステップごとにご紹介します。この記事を読めば、自信を持って応募できる履歴書が完成し、理想の派遣先への道が開けるはずです。

1. 派遣の履歴書:基本と必須項目を徹底解説!

履歴書は、あなたの人となりを企業に伝えるための大切な書類です。しかし派遣社員の経歴がある場合の履歴書には、通常の履歴書とは少し異なる点も存在します。ここでは、派遣社員経験のある方を対象に、履歴書の基本と必須項目を丁寧に解説します。

履歴書の基本的な項目

まずは履歴書に記載する基本的な項目から確認しましょう。派遣社員経験がある場合の注意点は、後述します。

  • 氏名・年齢・連絡先: 基本情報ですが、誤字脱字は厳禁です。連絡先は、日中連絡がつきやすい携帯電話番号とメールアドレスを記載しましょう。
  • 学歴: 中学校卒業以降を記載するのが一般的です。学校名だけでなく、学部・学科名、専攻内容も正確に記載しましょう。
  • 職務経歴: 派遣の履歴書で最も重要な項目の一つです。過去の職務経験を詳しく記載します。
  • スキル・資格: 応募する職種に関連するスキルや資格を記載します。Word、ExcelなどのOAスキルは具体的に記載しましょう。
  • 自己PR: あなたの強みや経験をアピールする重要な項目です。採用担当者に「会ってみたい」と思わせるような内容を心がけましょう。
  • 志望動機: なぜその派遣先で働きたいのか、あなたの意欲を伝える項目です。企業の理念や事業内容に触れながら、貢献意欲を伝えましょう。
  • 通勤時間: 派遣先への通勤時間を記載します。無理のない範囲で、正確に記載しましょう。
  • 希望職種・給与: 希望する職種や給与を記載します。派遣会社と相談しながら、相場を考慮して記載しましょう。

派遣の履歴書特有の注意点

  • 派遣での就業経験: 派遣での就業経験がある場合は、派遣先企業名、簡単な業務内容に加え、派遣会社名も記載しましょう。
    • 例文
      2022年4月:株式会社〇〇(派遣会社)入社
             株式会社△△(派遣先)にて、営業事務を担当
      2023年3月:契約期間満了につき退職
  • スキル・資格: 書ききれないほどある場合は、応募した職種と関連性の高いスキルから順に記載します。例えば事務職であれば、Word、Excel、PowerPointなどのスキルを具体的な使用レベルで記載します。「Excel:VLOOKUP関数、ピボットテーブルの使用経験あり」のように記載すると、採用担当者にスキルレベルが伝わりやすくなります。
  • 業務内容の具体性: 単に「事務」と書くのではなく、「〇〇業務における書類作成、電話応対、顧客対応」のように、具体的な業務内容を簡潔に記載しましょう。
  • 派遣期間の明確化: 派遣期間は開始時期と終了時期を履歴書に明記します。

履歴書を作成する前に準備すること

履歴書にはあなたのアピールにつながる情報を簡潔に記載する必要があります。そのため、事前に過去の経験の振り返りと、大まかな記載内容の選定を行う必要があります。

  • 職務経歴の洗い出し: これまでの職務経験を全て洗い出し、それぞれの業務内容、期間、成果などを整理しましょう。短期のアルバイト経験でも、応募したポジションの職種や業界にに繋がる経験があれば記載しましょう。
  • スキル・資格の整理: 応募する職種に関連するスキルや資格をリストアップしましょう。応募したポジションに関連性の高いものから記載します。
  • 自己PRの準備: あなたの強みや経験をアピールできるエピソードをいくつか準備しておきましょう。
  • 企業研究: 応募する派遣先の企業について、事業内容や企業理念などを調べておきましょう。

2. 派遣の履歴書:職種別の書き方と例文集

派遣の履歴書:職種別の書き方と例文集

履歴書の書き方は、希望する職種によってアピールポイントが異なります。ここでは、事務職を例に、履歴書の書き方と例文をご紹介します。

職務経歴書の書き方のポイント

事務職の場合
事務職は、派遣の求人の中でも特に多く募集されている職種です。Word、Excel、PowerPointなどのOAスキル、コミュニケーション能力、事務処理能力などのポータブルスキルが重視されます。データ入力、書類作成、電話応対、来客対応など、具体的な業務内容を記載しましょう。実績については、具体的な数値を用いるとより効果的にアピールすることができます。

営業職の場合
営業職はコミュニケーション能力と、目標達成能力が特に重視されます。これまでに経験した職場で、目標の数値に対しどれほど達成できたかをアピールしましょう。

エンジニア
エンジニアは、これまでの職歴の中で行ってきた実務経験は重視されやすいです。これまでに参加したプロジェクトについて、その規模や開発期間、使用した言語などについて簡潔にまとめて記載しましょう。

職務経歴欄の例文

1社のみ派遣先での経験がある場合
2020年4月:株式会社〇〇(派遣会社名)に登録
      株式会社△△(派遣先の会社名)管理部にて派遣社員として就業
      電話対応、来客対応、データ入力を担当
2023年3月 派遣期間満了につき退職

2社以上の派遣先での経験がある場合
2020年4月:株式会社〇〇(派遣会社名)に登録
      株式会社△△(派遣先の会社名)管理部にて派遣社員として就業
      電話対応、来客対応、データ入力を担当
2023年3月 契約期間満了につき退職

2023年4月 株式会社▢▢(派遣先の会社名)で営業第一部にて派遣社員として就業
      テレアポ、営業リスト管理、顧客管理を担当 
2025年3月 派遣期間満了につき退職

3. 派遣の履歴書:採用担当者に響く自己PRと志望動機

自己PRと志望動機は、あなたの個性と熱意をアピールし、採用担当者に会ってみたいと思わせるうえで重要な項目です。ここでは、採用担当者の心に響く自己PRと志望動機の書き方を、社会人経験が浅い方でも書きやすいようにご紹介します。

自己PRのポイント

自己PRのポイントは以下の通りです。

  • 具体的なエピソードを盛り込む: 抽象的な表現ではなく、具体的なエピソードを盛り込むことで、説得力が増します。
  • 企業が求める人物像を意識する: 応募する企業の求める人物像を理解し、あなたの強みがどのように活かせるかをアピールしましょう。
  • 数字でアピールする: 実績について触れる際に数字を用いることで、実績を具体的にアピールできます。
  • 未経験でも強みをアピール: 未経験の職種に応募する場合でも、これまでの経験で培ったスキルや強みをアピールしましょう。
  • アピールするスキルの選び方: コミュニケーション能力、事務処理能力、責任感など、事務職で活かすことができるスキルについてアピールしましょう。

志望動機のポイント

志望動機のポイントは以下の通りです。

  • 企業の魅力を具体的に語る: 企業の事業内容、企業理念、社風など、具体的な魅力に触れることで、企業への関心の高さをアピールできます。
  • 経験やスキルとの関連性を示す: これまでの経験やスキルが、その企業でどのように活かせるかを具体的に示しましょう。
  • 将来の展望を語る: 入社後、どのような目標を持ち、どのように成長していきたいかを具体的に語りましょう。
  • 熱意を伝える: 飾らない言葉で、熱意を伝えましょう。

自己PRの例文(事務職の派遣社員経験がある場合)

「私は、これまで事務職の派遣社員として培ってきたコミュニケーション能力とPCスキルを活かし、貴社に貢献したいと考えております。派遣先での経験を通じて、顧客対応やデータ入力などの業務を経験し、正確性と効率性を意識して業務に取り組んでまいりました。また、Word、Excel、PowerPointなどのPCスキルも習得しており、即戦力として活躍できると確信しております。」

志望動機の例文(事務職の派遣社員経験→正社員の事務職へ転職する場合)

「私は、これまでの事務経験を活かし、貴社において事務職として貢献したいと考えております。以前の職場では、月間〇〇件の書類作成をミスなくこなし、社内申請フローについても改善の提案をし、管理部全体で20%の業務時間の削減に貢献しました。貴社の〇〇という事業に感銘を受け、事務職として間接的ではありますが、データ入力や書類作成において、正確かつ迅速な対応を心がけ、会社全体の業務効率の向上に貢献できると確信しております。」